こんにちは。日本一親切なコピーライターの桑原です。
集客を成功させるために競合の情報を調べてベンチマークするのはビジネスの常識です。
僕たちのような小規模事業者だと自分の商品やサービスに思い入れが
強すぎてこのあたりが疎かになってしまう例がかなり見られます。
特に整体院や飲食店などの地域密着型のビジネスの場合は
この競合・ライバルを意識することが重要になってきます。
今日は歴史から参考になる話を一つしたいと思います。
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ガダルカナルの戦いの失敗から学ぶべきこと
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太平洋戦争真っ只中の昭和17年に日本軍はアメリカ軍が兵力2万人で占領する
ガダルカナル島を奪還しようと攻撃しました。
その時の戦績を以下にまとめてみました。
・第一次攻撃 8月7日 2,500人で攻撃。ほぼ全滅
・第二次攻撃 8月19日 7,000人で攻撃。ほぼ全滅
・第三次攻撃 10月24日 15,000人で攻撃。ほぼ全滅
・第四次攻撃 11月14日 5,000人で攻撃。ほぼ全滅
日本軍は総勢約3万人で攻撃するのですが奪還できないどころか
ほぼ全滅という結果に終わりました。
なぜこんなひどいことになったのでしょうか?
それはシンプルに敵のことを何も調べていなかったからです。
自分達が強いという根拠のない思い込みありました。
そもそもあの時代は精神論や根性論が主流なので
仕方のない部分もあると思いますが・・
はじめにアメリカ軍が2万人いることを調べて最初から3万人を
集中して動員していればこの戦いに関しては勝っていた可能性は
かなり高いですよね。
この悲しい出来事をビジネスや集客に置き換えてみると
ライバルとの力関係をいかにしっかり把握することが重要ということが
良く分かるはずです。
特に今はインターネットもあるので
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・競合がどんなキャッチコピーを書いているか?
・競合がどんな特典をつけているか?
・どんなコンセプトでやっているか?
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など多くの情報が簡単に手に入ります。
しかし実はこれを多くの起業家は行っていません。
けっこう勢いだけでやっている方が多いですね。
※始めのうちはそれでも良いのですが勢いはいつまでも続きません。
ガダルカナルの戦いを
遠い昔のこととは思わずにしたいものです。
商品やサービスに自信を持つのは大切なことですが、
時代は常に変わるということです。
※零戦の性能とパイロットの技術に頼った日本軍に対して
そもそも「零戦とは1対1では戦わない」という仕組みで
アメリカ軍は対抗し圧倒しました。
僕たちももしかしたら同じ失敗を繰り返してしまうかもしれません。
・自分のいる市場はどうなっているのか?
・競合はどんな強みがあるのか?
このあたりを常に学んでいきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました!