おはようございます。
日本一親切なコピーライターの桑原佳介です。
今日は「問題解決に絶対に必要な仮説思考とは?」という
テーマで書いてみたいと思います。
事業を運営する中で日々問題や課題が発生すると思います。
その時に重要なのはいきなり場当たり的に問題を解決するのではなく、
仮説をたてて検証することです。
例えばあなたがカレー屋を経営していたとして、
売上減少に悩んでいたとします。
その時多くの人は場当たり的にアクションをしてしまいます。
しかしこれでは上手くいきません。
以下具体例です。
◎悪い問題解決例
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【事象】売上が下がっている
↓
【解決策】・値段を下げる
・チラシを配る
・広告を打つ
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これに対して良い問題解決例を見ていきます。
ポイントは事象を分解して考えることです。
◎良い問題解決例
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【事象】 売上が下がっている
↓
【事象の分解: 1.顧客数の減少
2.客単価の低下
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売上が下がっているという一つの事象に対して、
このケースでは大きく2つの問題に分解しています。
この例では1.顧客数の減少 2客単価の低下
という2点に分解しています。
ここまで分解できたらそれに対しての理由を考えて
いくのです。
以下はあくまで一例です。
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顧客数の減少はなぜ起きたか?
↓
(仮説)地域に同じコンセプトのカレー屋が出店した
↓
【解決策】・料理の質で差別化を図る
・競合と値段を揃える
・競合と同じ材料を揃える
・SNS発信で差別化する
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上記のように一度問題解決策を出す前に
仮説を洗い出すことがポイントです。
この例で言えば
「顧客数の減少はなぜ起きたか?」 という課題に対して、
【地域に同じコンセプトのカレー屋が出店した】という
仮説が成り立ちます。
同じように
顧客数の減少はなぜ起きたか?
↓
(仮説1)健康思考でカレーを食べない人が増えた
(仮説2)地域の平均所得が減少している
(仮説3)カレーを食べる若い世代が地域を出ていく
など色々な仮説が成り立ちます。
このように一度仮説を挟んでから具体的な解決策を導きだすのです。
例えば
(仮説1)健康思考でカレーを食べない人が増えた
↓
健康を売りにしたスパイスカレーを新メニューとして
売り出してSNSで発信する
などのアクションが生まれます。
多くの人は簡単に成果が出そうな手法ばかりにすぐ飛びついてしまいますが、
その前に仮説を洗い出すことがなかなかできていません。
参考になれば幸いです!
最後まで読んで頂きありがとうございました。