おはようございます。
日本一親切なコピーライターの桑原佳介です。
今日は「2021年のコンサルタントに求められる論理的思考法」
というテーマで記事を書いてみます。
これは色々な切り口があるのですが、
今日はクライアントさんに何か提案をする時のことを想定しています。
別にコンサルタントでなくても何かの問題解決に必ず役に立つ内容なので、
是非参考にして頂ければ幸いです!
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却下される提案の共通点
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具体例を見ていきましょう。
何のSNSもやったことのない飲食店(仮にカレー屋とします)から
「これから集客するために注力するべきSNSを何か提案して」
と言われたらあたなはどのような提案をするでしょうか?
この時に多くの人はインスタグラムを取り合えずやりましょう!
という方が多いかもしれません。
そう言いたくなる気持ちはよく分かります。
・ほとんどの飲食店はインスタグラムをやっている
・カレー屋とインスタグラムは相性が良い
・若い人を中心にインスタグラムで飲食店を探す人が多い
まあこんな感じの理由が思い浮かぶからですよね?
でも僕がクライアントならこの提案は却下するかもしれません。
なぜなら「何のSNSも今までやったことがない」=知識がない状態で判断
ができないからです。
もっと言えば他にどのような選択肢があったのか分からないから
判断ができないということです。
今回の例で言えばTwitterやYoutube、Tiktokなどの他のSNSのメリットと
デメリットを挙げた上で
「その中でも絶対インスタグラムがこういう理由で良いですね!」
という言い方にしないと多くの人は納得できないということです。
もしあなたが賃貸マンションを探していて、
不動産会社が1件だけを薦めてきたらその物件を担当者の
言われるままに
契約しようと思うでしょうか?
「条件に合った物件が3件ありましたが
それぞれこういうメリットとデメリットがあります。
その上でAという物件が一番こういう理由で良いと思います!」
このように言われたら説得力もあるし、
A物件に決めようという判断になるかもしれないですよね。
まとめると何かを提案する時は選択肢を複数持とうよ!
ということですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。